2017年2月4日土曜日

『キラキラ☆プリキュアアラモード』神木優プロデューサー&暮田公平SD&貝澤幸男SDインタビュー

「ていおはこの記事を読んでどう感じるんだ」
という質問があったので、ちょっとだけ語ってみます。


※「懸念は一つだけ」を追記しました。


以前の記事で「暮田さんの仕事に良いイメージはあまりない。」
と書きましたが、この記事で語られている作品への姿勢や考え方は
共感するものばかりでした。

特に私が気になったのは以下の部分。

゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

<ただ今回の場合、大人っぽく「想いは伝わるから頑張ろうね」みたいなことを言ってもわかってもらえない。
それなら画でどうやって説明したらいいのか考えようということで。
少しずつつかんでいきたいなと思っています。>


<暮田:ひまりは「スイーツは科学です!」が口ぐせで、スイーツの知識をすごく持ってい る子です。
でも、その気持ちを共有できる友達がいない。逆に同じ興味があるとわかると スイーツのうんちくをダーッと話して、
ちょっと引かれてしまったりもして...人との距離 感を計れない、ちょっとおたくっぽい感じが共感できるところかと
思います。「スイーツ が大好き」という気持ちを共有できるいちかという友達ができて、どう変わっていくのか


プリキュアの戦う理由は、やはり「想いを守るため」。
そのために敵と対峙して戦う、その点は丁寧に描いていきたいと思っています。


<プリキュアの持つ力というのは、打撃や暴力そのものではなく、ときめきや、
大好きという気持ちです。だからプリキュアはかっこいいし、輝いてみえる。

※太字・引用者

表現の表面だけを見て理解したつもりになっている人では決して出てこない言葉が見られたり、
キャラ演出の具体的なイメージを語っているところなどは
読んでいて共感というか、安心感がありました。


長い記事でしたが、首をかしげるところは一つしか無かったです。


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

私が視聴する上で注目したいと思った点は

<――『Go!プリンセスプリキュア』でご一緒だった暮田さんから見て、田中仁さんの脚本はどのような印象ですか?

暮田:人の成長を描くということを、すごく大切にされている方だなと思っています。
1年を通してキャラクターたちがどこへ行くのか、それぞれの着地点をしっかり考えていらっしゃいますよね。
今回はメインキャラクターが5人と多めではありますが、田中仁さんなら最後までうまくいくと思っています。
実際に仕事をしていても、5人のキャラクターのことをいつも考えてくださっていますね。>



■頼もしい言葉ですね。
但し、最後までうまくいくかの決め手になるのは
指揮者次第だと思います。

脚本家発ではなく監督自身に、
強くて具体的なキャラクターのイメージが
あるのかどうか。

そこが気になりました。

※  ※  ※

<いつも戦闘シーンの曲は “ひたすら怖く”と発注されるそうなんですが、
「“華麗に戦う音楽”を今回はいろいろ模索しました」と話していらっしゃいました。>




<暮田:ゆかり回のシナリオが上がったとき、「本当にこれでいいのかな?」と、
僕らでもわかりかねるところがありました(笑)。
気まぐれで、アンニュイで、今日はこう考えていても、次はまったく違うふうに考えていたり……。
男からすると、少し行動がぶれているように見えるかもしれません。
でも女の子からすると、これは全然ありなんだと思います。
女の子目線に立ったことで生まれたキャラクターなのかもしれません。>


<シナリオ打ち合わせをしていても、僕らは男性的な発想でストーリーに整合性をもたせようとするんだけど、
神木プロデューサーの「女性だったらココはこう考えると思いますよ」という意見にハッとさせられることが多くって。>

※  ※  ※

女性プロデューサーの感性に頼る、という事は私も暮田さん同様、
不整合を感じる事があるのかもしれませんね。

それでもPがOKを出したなら、作者としてはそれが正解だと判断した、
というふうにこちらも受け止める心の準備はしたほうがいいのかな、
とおもいました。

※  ※  ※


゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

これまでは不安視のほうが大きかったですが、
これを読んで「大丈夫そうじゃないかな」と思えてきました。


果たして私は暮田さんに土下座できるのかどうか。
それが私の今一番の関心事です。

3 件のコメント:

  1. 個人的に注目どころは以下の点です

    >いちかの行動自体の面白さも出せればいいなと思っています。
    >引っぱっていくと言いましたが、決してリーダーシップで引っぱるのではなく、
    >いちかの「スイーツが大好き」という思いの強さに、みんなが自然についていきたくなるようなイメージです。

    >等身大のいちかと同じ目線になって、ひまり、あおい、ゆかり、あきら、それぞれが魅力的なお姉さんに映ればうれしいです。

    仲間たちの注目度の高いヒロイン、憧れのお姉さんとしてのプリキュア
    これはまほプリに一番欠けていた部分、そして一番不満を感じた部分でした
    5人組集団で空気キャラが出がちになるリスクも監督は頭に入れている様子ですし
    意識して取り組む以上、そこから大きく逸脱した物になりはしないだろうと安心できました

    >「スイーツが大好き」という気持ちと、その大好きという感情でキャラクターたちがつながっていく様子を丁寧に描いていきたいと思います
    とありますから、いちかの「スイーツが大好き」という想いにどれだけ説得力を持たせてることが出来るかも非常に重要だと考えます
    みらいの場合、モフルンが大切だとかわくわくもんだとか言われても本人の行動が伴っていないために全く説得力ありませんでしたからね
    ここを外しさえしなければ概ね問題ない作りになると思います

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  2. 希望に満ちたインタビューで、作品の出来が楽しみです
    まほプリで問題と思われる部分を悉くフォローするような取り組み姿勢、
    何より人員調整など上もある程度スタッフに配慮してくれているようで安心しました
    (まほプリを否定するわけではなく、より良い環境で作って欲しいという意味です)

    スタッフ同士のやり取りも以下のようなコメントを聞くとすごくスムーズに進みそうです
    「貝澤さんならココはこう考えるだろうと、なんとなくわかる部分があるんです。
    きっと貝澤さんならこうおっしゃるだろうなぁ......とか」
    「スタッフそれぞれの持つイメージや考え方を全く阻害することなく、
    出してもらったものに意見を重ねながら、自分を出していくんですよね。」
    「女の子は自分中心の世界」や「ゆかりの女の子らしい気まぐれさ」なども面白い着眼点です

    いよいよ放映が迫りましたが、今作への期待の一つに「おもてなしの心」があります
    スイーツを作る以上、スイーツ大好きは勿論ですが当然それを「食べる人」がいる訳です
    今まででも誰かに何かを作る、何かをしてあげるというのはありましたが
    今作は毎回「さあ召し上がれ」となるわけなのでそこの描写を楽しみにしています
    あ、あとアレルギーについてのフォローも欲しいですね(贅沢ですが)

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  3. こだわりや気合を感じるインタビュー記事でした。
    以前ていおさんも仰っていたように、
    どんな物語にしていくか「具体的」な所までハッキリしているのがより嬉しいです。

    去年の今ごろにあった「はるはるロス」の心配も今年は少なく
    (はーちゃんロスは若干あるかもですが…)明日が楽しみでなりません。

    インタビューで頻繁に見られた「新しい風」というのがどう作品に影響していくのか、
    すごく楽しみです。

    >食べると心が落ち着いたり、うれしい気持ちになったりする。みんながスイーツに惹かれる。
    >身体的な栄養とは別に、実際に人の心を豊かにするようなエネルギーが宿っているんじゃないか、
    >それは想いをこめて作るからこそ生まれるんじゃないか……と発想していきました。
    >そんな想いのエネルギーを目に見える形で表現したのが、今回のお話でキーになる「キラキラル」です。
    >だから今回のプリキュアたちは、想いの詰まったスイーツに宿るキラキラルの力を使って戦っていきます。

    「肉弾戦を封じた」戦闘シーンですが、正直最初は「大丈夫かな…?」と不安でした。
    しかしこれを読んだら、だんだん「大丈夫だ!」と思えてきました。
    むしろ肉弾戦を封じ、みんなの想いのエネルギー「キラキラル」で戦うからこそ
    「みんなのために戦うプリキュア」であることを強調できるんですね。

    実際は「概念」でしかないものを目に見える形で描き、
    それを戦闘に活かすことで、戦闘に特別な「もう1つの意味」を持たせる。
    今作における「新しい風」を最も感じられる部分になると思います。
    (なんとなく『ジョジョ』の「スタンド」を連想させるのも個人的にワクワクしている所ですw)

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