2017年4月16日日曜日

キラキラ☆プリキュアアラモード 第11話「決戦!プリキュアVSガミー集団!」

脚本=田中 仁
演出・絵コンテ=宮元宏彰
作画監督=為我井克美
美術=黄 国威
 文字数2879【絶賛】
※「空手家という設定の理由」を追記しました。
うん。よかった。
今週のプリキュア。(´ω`*)

第11話「決戦!プリキュアVSガミー集団!」あなたの感想は?



ド定番の直球勝負!清々しいほど素直なお話でしたね。

前振りを見た時点で承転結すべて「そうするしかない」と分かる展開。


しかし、やはりそれでも胸を打たれました。
特に「お父さん」には強烈に共感を誘われてタマラナかったんじゃ
ないでしょうか。



「幼い頃のように接してたらウザがられるようになった」ところとか

「傍目にはどうってことないのに家族が目立つと恥ずかしいと思う」子供心とか。
実際の親子あるあるですもんね。

▲ちゃんと適度にウザく描いてくれてましたし。

全てはこの瞬間の為!

このクライマックスのイメージと、
それを盛り上げるためにどんな材料とどんな手順が
必要なのか、全部見通してから作り始めた人の
仕事だなぁと思いました。

※技術論はいつもと同じになるので省きます。


゚・*:.:♪*・゜゚愛のために戦う・♯*:.。. :*・゜

離れて暮らすお母さんへの想い。
いちかのお菓子好き・そしてプリキュアは
そこから始まりました。


そしてその「パワーアップ」は

「実はいつもお父さんから貰っていた想い」
から生まれた。


という事なんですね。



思春期になり、実際ウザいお父さんに
ちょっと嫌気が差していたけど

お父さんは不器用でも、いつでも娘に対して
まっすぐに愛情を持っていた。

だからウザがられるのもまた「娘が成長した証」と喜び、

自分の手を離れて寂しい思いをしても、
娘に友達が出来たことを喜ぶ。


自分に冷たくされたとしても、
娘の幸せな暮らしを心から願い続けてしまう。



※  ※  ※


愛とはなんでしょうか。

「愛している」「愛はすばらしい」と言うセリフを多用することでしょうか。
それとも
まばゆい光で相手を照らす映像でしょうか。



そう思われる方はそれでもよろしいと思いますが、
私は違うと思います。


▲これ。

これが愛だ
と私は思います。


いちががいつも一緒に居るから忘れてしまっていた感情を、
お父さんはいつでもずっと持ち続けていたー


今回のお話、
▲これも

▲これも

▲これも

▲これも。

お父さんの不器用で真っ直ぐな愛情が
物語の鍵になっています。


思春期の娘よりもお父さんの方がピュアだった、というのが面白いですね。


【キャンディロッド】


「本作においてスイーツとは人の心そのもの」
「プリキュアはスイーツ=人の大切な心を守るために戦う」


そんなプリキュアが「新たな力」を手にするなら、
その前にはまず

▲今のままでは勝てない状況と

▲「それでも守りたい想い」が
なければ道理が通りませんよね!


それだけで成立すると思いましたが、
作者はここに更に要素を乗せてきましたね。


「与えた想いはまた帰ってくる」

そんなことを絵解きしているようなこのシーン。


この展開はプリンセス最終話間際と同じですが・・
恐らく違うのは「これから」です。

残り(約)38話、いちかたちは町の人に認知されて
プリキュアと洋菓子店をやっていく事になります。

今年のプリキュアは
「みんなを堂々と応援して、そして、堂々とみんなに応援される」
そういうヒロイン像・シチュエーションを目指しているんじゃないかな
と私は思います。

作者にとっては恐らく、描きたいものは
「プリキュアが認知されてからが本番」
なのではないでしょうか。


繰り返しますが、5人の大所帯でそれをやるのはかなり難しいです。
全員が田中仁さんクラスのスキルを持っていなければ
毎週スベリまくる恐ろしい未来もあると思います。

ちょっと怖いですが、しかし
これだけ良いものを見せられるとやはり、今後も期待してしまいます。


プリキュア棒も店舗同様自分達でキラキラルを操って
作る。というのは面白いですね。

しかもその素材は

お客さんから受け取ったもの。

「想いを渡し、それをまた別の形で返してもらう関係。」
そういうのを描きたいのだろうなというのが、
こういうところから感じ取れます。




「新しいオモチャの登場」
「最初のボスバトル」
「宇佐美親子の物語」
「これまで関わってきた人たちの姿」

今回も描くべきものが多かったですが、
そのあたりきれいにまとめた発想力は流石だと思いました。


バンクも非常に見ごたえがありましたが、
物語の盛り上がりと絵がかみ合っていて、
絵以上に感動的に感じられました。

※  ※  ※

我流の思いつきでヘンなことをしようとせず、
とにかく真面目に基礎を守ろうとする意思を感じる脚本でした。
良い意味で四次元殺法AAの格言を思い出しました。


【画像でコメント】

ナイスデスでーす!(*゚∀゚*)

そんな声をかけてあげたくなる、見事な死に様でした。
男の散り様はこうありたいものですよね。





これすごく好き。

お父さんの想いをみんなが受け取っているカット。
崩れていようが関係ない!
おいしいに決まってますよ。

「娘となかよくしてやってね」という祈りが
こもっているのですから。

うん。

娘ははやく食べたリアクションが見たいのに
父はそんなもったいないこと出来ない!という
ほほえましいじれったさ。

ゆかりの扱い方・・難しいけど
面白くしやすいところかもしれませんね。

一方で、やはりあおいとひまりは・・


・・いや、今日はいいや。

今後の巻き返しに期待しましょ。
絶対また個人回があるはずだから。

キラキラル(筋肉)

上手くいかない親子。
自分の正体を知らず、娘への真っ直ぐな思いを語る父。

こういうシチュエーション、ド定番だけど好きだわぁ。(´ω`*)


過去に何度か「必要ないのに力を求める」プリキュアの姿に
疑問を呈したことがあります。
(イノセントフォームとかラブハートアローとか)

だってそれでは「何のための力か、作者も本人達も
理解せずに使っている事になってしまう」から。


今年の作者の皆さんはそのへんしっかり
考えてくれているようで嬉しいです。


※  ※  ※

プリアラは、「いちかとなかまたち」というチームを想定しているのでしょうね。

目指しているのは言わば「スマイル形」ではなく「ドキドキ形」というか。


私は5人の扱いが等しいほうが好きですが、
それはそれとして
作者がやりたいイメージを明確に示してくれるなら
喜んで付いていけると思います。

【追記】

第1話からずっと「なんでスイーツ大好きっ子のパパが空手家なんだ?」
「まるでミスマッチじゃないか・・」
と疑問に思っていましたが、今回にその答えが見えましたね。

▲これです。

「スイーツ博の会場にさえ道着で来てしまう」
「暑苦しい見た目と大声で目立ってしまう」

年頃の娘っこにはちょっと恥ずかしいお父さん。

ガサツなイメージで敢えていちかの趣味にバッティングさせるために
いちかのお父さんは空手家に設定されたんじゃないかと思いました。

※空手家にもクールな人は居るでしょうし、
野蛮だと言うわけでもありません。
アイコンとして分かりやすいという話です。


この番組を見たちびっ子達が

「私のおとうさんおかあさんもそう思っているのかな?」
「親ってそういうものなのかな?」


と、チラとでも考えてくれたら素敵ですよね。


「親子でお菓子を一緒に作る楽しい時間を過ごしてほしい」
というプロデューサーの意図とあわせて

「親子向け」を意識した創作姿勢だなぁと思います。

20 件のコメント:

  1. とても良かったです。

    やっぱりこういうキメ技があると映えますよね。
    この時のために温存していたのか、今まではコレや劇場版のために手が足りなかったのか?

    ストーリーパートで1つ不満があるとすれば、パワーアップのキッカケが
    ほぼGoプリのグランプリンセス化の時と同じだったということ。
    モブキャラとの「積み重ね」の質や度合いが違うので「劣化版」にしか感じられませんでした。
    子供たちは過去作は見てないかもしれないし、レンタルやDVDで知ってても比較までして
    どうこうは言わないかもしれませんが・・・

    返信削除
  2. 自分なぞは逆にGOプリ同様終盤まで取っておいてもいいこの展開を1クール終わらないうちに出してきたことに今作スタッフの意欲と挑戦心を感じました。彼らの目指す最終的なゴールはとんでもない高さにあるのかもしれませんよ。

    返信削除
    返信
    1. 僕もそれはチラっと頭を過ぎりました。
      過去の自分を越えよう、としてるのかな?
      凄いモノを観せてくれるのかもしれない、と。

      田中さんが全話書く、もしくは近い実力を持った方々が脇を固めていたのなら可能かもしれません。
      そこを「積み重ね」られるかが不安だったもんで触れませんでしたが・・・

      もし一段上の物語を観せてくれたら、焼き土下座をしても・・・
      すいません、ウソです。

      削除
  3. はるはるファン2017年4月16日 14:28

    いやーよかったですね!
    敵のセリフ「たかがスイーツだろ」を聞いて娘が「クローズみたいだね」と言ってましたが、ていおさんが よく仰ってる「敵のいいパス」だなと ニヤッとしてしまいました。
    いろんな想いが丁寧に描かれていて(特にお父さんといちか)「良い最終回だった」みたいな回でしたね。
    今作やっぱり期待しちゃいます。

    次回予告で 完璧超人ゆかりさんが珍しく感情を露わにしていたのも楽しかったし、来週以降の展開も楽しみです。

    返信削除
  4. いいお話だったのですが気になった点がいくつか

    いちかがスイーツショップのことを父親に黙っていた理由がはっきりしない
    宇佐美親子の物語として昇華されてそうでされてないのは多分これが原因でしょう
    ああいう性格ですから友達に見られるのが恥ずかしいということなのかな?と思いましたが
    もう少し父親のネガティブな部分を強調した方が話としてメリハリが出たかもしれません。

    スイーツはキラキラルの入れ物
    これは敵の言った通りでいくら思いが込められているとはいえあそこまでして守る様なものではありません
    GOプリで髪留めなどの想い出のアイテムを効果的に使っていたことがありましたが
    あれには何年も大切に扱ってきたという歴史がありますからその後の演出も生きました。
    今回宇佐美父が守ろうとしたものはついさっき買ってきたケーキです
    いくら想いが大事だからといえそれを命懸けで守ろうとする流れは常識的に考えて違和感しかありませんでした。

    私的には演出が切れていればいるほど妙な部分が協調されてしまうんだなと納得する話でしたね。

    物語上スイーツを宝物のように扱えば扱うほど敵の言っていた食べ物ではなく”入れ物”である感が強調されていくのが
    プリアラの面白い点かなと思っているので転校生の存在を含め話がどう転がっていくか楽しみです。

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    返信
    1. あんこ様

      別に首を突っ込む事でもないのですので、話半分に聞いていただければよいのですけど、

      >>今回宇佐美父が守ろうとしたものはついさっき買ってきたケーキです
      >>いくら想いが大事だからといえそれを命懸けで守ろうとする流れは常識的に考えて違和感しかありませんでした。

      例えば、娘をもつ父の立場である自分の場合のお話で申し訳ないのですけど、

      娘のためにスイーツを買う時って、「娘の喜ぶ顔」が頭に浮かんでいるのです。「これを買って帰ったら、きっと娘が喜ぶだろうな」ってイメージして買うものなのです。

      だから、いわばそんな「娘の笑顔の元」が危機になったら宇佐美父が全力で守ろうとするのは当たり前じゃあないですか。
      簡単にあきらめよう、また買えばいいやってものでもないのです。
      だって、それはただのモノじゃないのです。
      まさに父が娘の笑顔のために買った「想いの込められたケーキ」なのです。
      宇佐美父が守ろうとしたものは、ケーキを介した娘への思い、娘からの想いだったのではないでしょうか。


      ・・
      ・・・という風に見ますとあのシーンは別に違和感はありませんでした。
      自分の場合ですけどね。




      削除
    2. 丁寧なご返答ありがとうございます。
      私も演出力の高さや声優さんの好演からグッときたにはきたのですが
      どうにも娘を想う父の美しさよりスイーツを命懸けで守るのは異様なことであるという感情が勝ってしまいました。

      あと中二の娘が父親に黙って街のスイーツショップで働いているというのも気になったんです
      この事柄から割と父子間に溝を感じたんですよ。
      この設定を利用してもっと感動的な仲直りに持ってけそうなんですけど、なにせ初期5人態勢の大所帯ですから
      他のキャラの掘り下げをしてたら11話でそんな話に持っていけるわけないんですよね。

      そもそも汗臭そうな空手着をTPO弁えず着て来るような父親とかわいい娘が仲良し☆って設定の時点で
      これ男(父親)の理想なんじゃない?って私はヒいちゃってて。
      この価値観の違いって私がkasumi 1973さんとは真逆の父親を持つ娘という立場から来てるかもしれないので
      おそらく平行線かなって思います。どうかお気になさらず。

      削除
    3. 今回のお話は好感度の男女差がものすごいだろうなと思っていたら案の定(苦笑)。

      6話であきらさんが茂みの向こうに飛ばされたまま起き上がってこない(=打ち所悪くて命に関わる状態かもしれない)いちかの安否確認よりも当日たまたま知っただけのお店のチョコレートを優先した時、自分もあんこさんと同様の異様さを感じました。

      ただ今回は、「年に一度のフェスティバルの日に毎年食べていた」という背景説明があったおかげで、今日この日でなければならないことは伝わりましたし、もしかしたらフェスティバルの限定商品かもしれないと想像することもできて、あの時に比べれば配慮が感じられたとは思います。
      娘に贈るスイーツがお父さんにとってどんなに大事なものかもよくわかりました。

      でもさ。その前にさ。

        娘 本 人 の 安 否 確 認  はどうでもいいんですか?

      ここがおろそかになってしまったせいで、私にはお父さんの愛情とやらはただの「独り善がり」にしか見えませんでした……。
      あきらさんといいお父さんといい、スイーツの大切さを描こうとするあまり、スイーツ>いちかの安否確認になってしまっているのが、子供の安否確認最優先の女親目線としては致命的というか、基礎のなっていない地盤に高層建築建てちゃったような不安感が残りました。見た目はすごいけど震度1の揺れでも倒壊するんじゃないのこれ、みたいな。
      上物は良く出来てて立派なんですけれどね……。う~ん。

      削除
    4. 横から失礼します。

      この「スイーツに命かけすぎ問題」なんですが、第一話で主人公のいちかに大々的にやらせているんですよね。
      しかもあの時は、お母さんの帰国が延期になって食べてもらうことが物理的に不可能になったケーキでした。
      いちか本人も一度は「どうでもいい」と言い(それが常識的な考え方だと思いますが)、そこから「やっぱり渡せない!」と命がけで守り出すという展開になっていました。
      作り手は明らかに“念押し”をしているわけで、第一話にして「この作品におけるスイーツってこういう意味ですよ」と宣言していたとしか思えないんですね。

      想いを込めたスイーツは想いや愛そのものの象徴となる。
      常識的・論理的に考えれば「作り直せばいいよね」「別の店で買い直せばいいよね」となるんですが、この作品の中ではそうではない。
      いちかやあきらがケーキがチョコを守るとき、それは「お母さんへの想い」「妹への愛」を守るメタファーになんです。
      今回の話では不器用な父親の娘への愛が表現されている。だから独り善がりっぽく見えるのも意図的だと思うし、「常に空手着」というのもある種誇張された表現でしょう。
      思春期の娘がウザいと感じる理由をデフォルメして分かりやすく描いている。

      これはたとえると、ミュージカル作品で登場人物が突然歌い出したりするのと同様の表現方法だと思います。
      常識的・論理的に考えれば不自然なんですよ。実際それでミュージカルを受け付けない人もいる。
      一方で「そういうものなんだな」と気にせずに受け入れられる人もいる。
      それは個々人の感性の違いで、どっちが正しいという問題ではないことは言うまでもありません。

      長々と語ってしまいましたが、私はそういうふうに捉えています。

      削除
    5. >娘 本 人 の 安 否 確 認  はどうでもいいんですか?

      あっ・・・(゚ω゚;)

      そこに気づいてしまっていたら私もこれほど素直に感動しなかったかもしれません。

      でも多分私が気にならなかったのは
      敵が人ではなくお菓子を狙っていたからだと思います。

      削除
    6. > プさん

      おっしゃるとおり、今回描きたかったのは「不器用な父親の娘への愛」だと思います。
      そうしてできあがってきた作品に対して自分が感じたのが、愛情「とやら」と書いたように、娘への愛情ではなく「良い父親してる俺」への自己愛もしくは自己陶酔に過ぎないよねコレ。ということだった、ということなのです。
      ただの感情論のつもりなのですが……(^^;

      1話でのいちかについて。私はこの行動になんの疑問も感じません。
      スイーツ≧自分の命。だけどペコリンのために命よりも大切なスイーツを一度は諦めようとした、そんな彼女を『Go!プリ』的に言えば「それが美しさだと」感じました。
      いちかにとっては「他人の命>スイーツ≧自分の命」だというのが、私のとらえ方です。
      今回のお父さんについても半分は同様で、娘へのスイーツのために自分の命をかける、それ自体は問題ないと思うのです。上にも書きましたが、それだけの事情も描けていたと思います。

      けれど、スイーツを狙う怪物が暴れている会場でスイーツショップを出店している(=大量のスイーツのそばにいる)いちかの安否確認を怠るということは、お父さんにとっては「娘へのスイーツ≧自分の命>娘の命」だったということになってしまうのではないでしょうか。私はそこに娘への愛を感じることはできません。
      あきらさんにしても同様です。いちかが茂みの向こうに吹っ飛ばされる羽目になったのは自分に道案内してくれたからです。ましてあきらさんには入院中の妹がいて、お見舞いでよく病院へ行っているという設定があるのに、いちかの反応がないことに対して大怪我しているのかもと思い至らないのは不自然に思えますし、親しくない相手だから放置したというのは前回の宝石探しと矛盾します。
      そのぐらいみくちゃんは特別なんだよ!という見方も出来るのですが、今回せっかくの土曜日にお見舞い行かずフェスティバル参加してるんですよね……。みくちゃんからしたらお姉ちゃんとの大事な時間が減ってしまうことになるのに、悲しませちゃわないの?と気になってしまいます。
      みくちゃんへの想いがそこまで病的なものでないなら、なんでいちかを放置したって以下エンドレスループ(苦笑)。

      以下、プリキュア新聞でのプロデューサーの発言についても触れるので、番組外の情報はいっさい仕入れたくない!という場合は読み飛ばしてください。
      ★★★ここから★★★
      もちろん、2人が「スイーツ>他人の命」というキャラであるならば問題はないのです。
      けれど源一郎さんは娘を愛する父親として描かれており、あきらさんはプロデューサー曰く「求めるのは母性と優しさ」「キュアミントのような慈愛キャラ」です。
      その彼らがいちかの安否確認よりスイーツを優先するのか?自分の想いを守るためなら他人を犠牲にしてもいいというお話になっちゃうぞ?と私は違和感を覚えたのです。
      ★★★ここまで★★★

      6話にしろ今回にしろ、安否確認とスイーツは、二者択一ではなく両立できる状況でした。
      6話なら茂みの向こうに飛ばされてから変身して飛び出してくる間に「大丈夫です!」と返事させるだけで、命に関わる状態ではないとあきらさんが把握したアリバイになります。
      今回なら、例えば襲われそうな辰巳君たちより先にいちかの名を呼びながら会場を駆け回るお父さんの絵を入れれば安否確認しようとしたアリバイができます。娘も大事だけど目の前のカップルや派手な女の子も見捨てられないお父さんなら、むしろ人として素敵です。私も山場で号泣できたことでしょう。

      ほんのちょっとの手間、配慮。けれどいわば扇の要。
      6話も今回も、それが欠けてしまっていたなあ、仁さん脚本なのになあ、というのが自分の個人的な感想なのでした。


      > ていおさん
      視聴者は「いちか=ホイップ」「敵の狙いはキラキラル」ということを知っていますからね(^^;
      でも劇中人物はとなると……目の前で女の子たちが襲われているわけで、「スイーツを守っているんだ」いやいや、その状況で人間は安全だと思える根拠がどこにあるのかと、「俺たちを」じゃないのかとごにょごにょ。
      上物は本当に良く出来てるのになあ~うーんうーん、という感じです。でも嫌いじゃないわ(ゆかりの真似)。

      削除
  5. >>特に「お父さん」には強烈に共感を誘われてタマラナかったんじゃないでしょうか。

    まさに中2の娘のいる自分は、もう放送中、不覚にも大泣き状態でした・・。
    それでまた、この感想記事を読んでまた泣けてきました。

    「今年のプリキュアは子供向けに特化している」って何だったのでしょう。
    今回のお話は完全に観ている親を狙ってきていますよね・・。見事にやられました。


    父と娘の話
    かつて助けた人の想い
    新アイテムのお披露目
    新しい必殺技のお披露目
    今後の新しい敵
    カチっとパズルがハマるかのような隙間の無い構成がお見事でした。

    多分、今後も(あれ?と思う回があるにしろ)締める所は締める、そんな作風でプリアラは続いていくのでしょう。

    こういうお話があるから、プリキュアって本当に素晴らしいな、って思います。





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  6. とても面白かったです。
    今回、敵の幹部(?)がガミーたちを『マゼマゼ』しましたが、そのデザインが気になりました。
    率直に言ってかなりダサい、ツギハギのような、アンバランスなその見た目。
    敵も、主人公たちと同じ『混ぜ合わせる』という行為をしたのに、心が伴わないために歪な物が出来上がってしまう。
    大切なのは心、そんなメッセージを深読みしてみたり。

    敵の幹部の、『もう十分楽しんだだろ?』も印象的でした。
    比較的緩く、平和だった前回までの雰囲気から、シリアスへと切り替えるためのスイッチのような。
    『敵』がやってきたぞ! という印象で、細かい部分ながら良い味が出ていたと思います。

    返信削除
  7. 最高のパワーアップ回であり親子回!!
    去年もそうでしたが、親子回はハズしませんね!

    >ド定番の直球勝負!清々しいほど素直なお話でしたね。

    まったくその通りだと思います。王道ってやっぱり素晴らしい!!
    子供相手だろうが大人相手だろうが、
    最終的に一番感動できるのはまさにこういう
    王道をよく理解した作品なんだと思いました。


    新しく登場した敵の少年?がすごく気になりますね。
    キャンディロッドに似たアイテムを持っていて、
    ガミーたちをレッツ・ラ・まぜまぜできる能力を持っている……
    あの人もパティシエなんでしょうか?

    これは来週が楽しみです。

    返信削除
  8. 昨日は近くのイオンでプリキュアショーがあり、整理券をとるため朝から日差しが暑い中一人並んでしました。他もお父様方が多かったですね。おかげでリアルタイムでは見れませんでしたが、夜娘たちが寝てから、ようやく観れました。
    素直によかったですね。お父さん、感動ものです。キャンディロッドですか。つい財布の紐が緩くなりそうです。
    第1クールの山場とはいえ、それまで話的にテンション上がる展開ではなかったため、さぁどうなるんだろうな?とは思ってましたが、見事に次の期待、興味に繋がった気がします。
    正直これまでの展開にご都合主義も含めアラが多いなとは思っていましたが、それでも作り手たちが何を言いたいのかはよくわかります。若手の登用とか新機軸を打ち立てようとか、試行錯誤してるとは思いますが、言いたいことがぶれなければ、まだまだ期待できそうですね。稚拙の部分はあっても去年とは全く違いますね。
    整理券ゲットしてから帰った後、娘に感想聞いたら、「いっぱい敵が出てきて、プリキュアが戦ってたよ。面白かった。キャンディロッド!ところで券とれた?」…お父さんについては何も触れてくれませんでした。

    返信削除
    返信
    1. >ところで券とれた?」…お父さんについては何も触れてくれませんでした。

      ウッ・・(´;ω;`)がんばれおとうさん!
      きっと娘さんも今週の放送を見てお父さんの気持ちを分かってくれたと思いますよ!


      >アラが多いなとは思っていましたが、それでも作り手たちが何を言いたいのかはよくわかります。

      そこですよね。同じく不器用であっても、それが感じられるか否かというのが
      作品の印象を大きく違えていると思います。

      削除
  9. お久しぶりです。
    ウチの娘も中学生になりましたので、
    真面目に見てるのがついに私だけになりました(泣)。
    今回はわかりやすい話でしたね。
    娘と同じで表情豊かな父親でした。
    設定とは言え、やっぱりどこか似るんだなと思いました。

    敵の襲来に伴う彼の行動について、
    娘の安否はいいのか?という疑問も確かにありましたが、
    そこにこだわって話がややこしくなるよりは、
    今回の本題をバーンと前面に出すほうが良いと判断したんでしょう。
    舞台設定がスイーツ作りの盛んな地域のようですが、
    それがもはや生活の一部になっているような街。
    ならではというか、だからこそ書けたお話、という気もしますね。
    その点も良かったと思います。

    返信削除
  10. 今回に限れば、すごく面白かったです。

    中学二年生であれば親の愛情が鬱陶しく思えるのも不思議ではありませんが、それがよく表現されていました。
    特にスイーツフェスティバルでの、胴着姿のままいちごの被り物までして大騒ぎされればそれは恥ずかしいでしょう。
    それでも、いちかだけでなく友達のことまで考えてケーキを買ったくれたお父さん。ベタではありますが、感動しました。

    戦闘でも、「スイーツは食べたら消えちゃうけど、受け取った想いはずっと残る」という主張が凄く良かったと思います。
    巨大ケーキが完成するキャンディロッドも印象的で、子供達にも格好良く見えたのではないでしょうか。

    しかし、「何も知らない家族が巻き込まれる」「みんなの力を受け取って強くなる」という展開は、本来ならばそれまでの積み重ねを活かして終盤、せめて中盤に行うべき内容であり、ようやく名前で呼び合うようになった段階ではあまりにも早すぎました。
    ネタ切れは必至であり、今後同じような展開の繰り返しや著しいキャラクター崩壊が起こると思うと、絶望的です。

    また、キャンディロッド誕生を盛り上げるためとはいえ、サブキャラクター勢揃いも疑問でした。
    サブキャラクターは親子関係の改善には一切関わっていないため、肝心の親子関係の描写が駆け足展開、欲張りすぎて中途半端になってしまった感が否めませんでした。

    次回はまだ五人の描写が足りていないのに、さらに新キャラクターが投入されるようです。
    これで本当に今後盛り上げていけるのでしょうか。

    返信削除
  11. 今回は大絶賛です。
    いちかと父親の話もとても良かったのですが、
    同時に全体を通じての重要回でもありましたね。

    「スイーツは食べたら消えちゃうけど 受け取った気持ちは思い出になってずっと残る」

    「キラキラルは人の心で輝きを増す」

    ついに作品のテーマである重要な設定が明かされました。
    キラキラルはパティシエがスイーツに込めて配るだけの一方通行の存在ではない。
    受け取った側のうれしさ、みんなで食べる楽しい思い出、それによって世界のキラキラルの総量は増加する。
    当然、買ってきた既製品のお菓子であっても、想いを込めてプレゼントするならばその時キラキラルは追加されるでしょう。
    そして、輝きを増したキラキラルは、「美味しいお菓子をありがとう!」「スイーツを守ってくれてありがとう!」と相手に返すこともできる。

    スイーツはキラキラルの単なる入れ物だ、という主張を明確に否定した回だったと思います。
    そのためには今までスイーツを受け取ってきたサブキャラたちを集合させるのがもっとも効果的だった。

    今作におけるプリキュアの伝説は、

    「キラキラルの力で世界を救った伝説の戦士」ではなく、

    「スイーツで世界を笑顔でつつみこんだ伝説のパティシエ」です。

    その意味がはっきりしましたね。
    スイーツを単なる入れ物とみなし、キラキラルを抜き取って消費してしまえばそれでおしまいです。
    しかし「スイーツで心を通わせる」ならば、キラキラルは増え続け、受け渡し続けることができる。
    これが今作のプリキュアの使命でしょう。

    ある意味今回はパワーアップ回ではなく、ついに基本設定が出そろった回と言えるでしょう。
    私は今後に大期待します。

    返信削除
  12. 今回すっごくよかったですね!
    何となくプリンセス49話だとか劇場版でミラクル◎◎ライトを振る場面を想像しましたが、まさにそんなイメージを持ちました。
    脚本がプリンセスと比べても難易度高いのはやっぱり心配ですが…
    「プリキュアが認知されてからが本番」とのことですが、プリンセスでも大人向けに非常に非常に厳しいメッセージがちらほら隠れていると愚考しましたが、経営者にとって耳が痛い話なども用意されていそうで目が離せないです。
    あと、いちかの母親が国境なき医師団的なお仕事をしているというところが結構キモになるのかなとみています。

    返信削除

※意見交換の際にややこしくなるので、匿名での投稿はご遠慮ください。
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